| HONDA '89 VT250 SPADA （1997年〜1998年） | |
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「バイク便」で使用（オートバイは会社からの貸与品） それまで乗り継いできた中で、最も走行距離の長かったオートバイ。 1日で270km近くを走破し、総走行距離は1年半で10万kmを越える。緑ナンバーは「営業車」の証。 4ストローク水冷V型2気筒。エンジン系列は先の「VT250F」と同じだが、足回りやハンドリングは全く別物。扱いやすいオートバイで、まるで女の子のように優しくておとなしい。だが実力は十分なものを持っており、頑丈で粘り強いという「芯の強さ」も兼ね備えている。「ネイキッド」の魅力を教えてくれたオートバイ。 |
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美しいボディライン。 女性的な丸みを帯びたタンク形状が、有機的な想像力を喚起させる。 バイク便の退職金代わりに譲渡を申し受けたが、断った。 今ごろは現役を引退して、静かに余生を過ごしているのだろう。 いつも磨いてピカピカにし、無事故でオートバイを返せたのが自慢だ。 |
| YAMAHA '96 XJR400R （1997年〜2004年） | |
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バイク便でいつも配達に行っていた販売店で、一目惚れして買った空冷オートバイ。 車を買うために貯めていたお金を、その日のうちに白い鉄馬のために使った。 「スレイプニル」と名付け、父の故郷の沖永良部島をはじめ、沖縄、東北、 西国三十三ヶ所をともに巡ったりした。 無事故・無転倒で8年間走行後、2004年10月27日、大手バイク店に下取り車として売却。 総走行距離：31,854km |
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――加古川の河川敷にて 春の陽光に語らう二人を背に。 |