| KAWASAKI FX400 年式不明 （1994年） | |
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弟の愛車カワサキ「FX400」を5万円で譲り受け、負傷して間もない右膝・右肘の出血＆激痛に耐えながら、TZR-RSで参加するつもりだったツーリングに強引に参加。帰還後、傷がますます悪化することに。 GPZ系の流れを汲む「FX400」は、その荒々しさと無骨さで人気を呼んだ。 「アンチ・ノーズ・ダイブ機構（AVDS)」が採用されていたが、ブレーキング時においてフロントフォークが沈まないという不自然な挙動は、かえってライダーの不安感を増すものだった。 |
| HONDA '84 VT250F （1995年） | |
| ＜写真なし＞ | FX400の車検が迫っていた。乗り続ける気もなかった私は販売店に10万円で売却。そのお金の半分を弟に渡し、当時勤めていた会社の上司から、3万円で新たなオートバイを購入。 「HONDA VT250F」という、古びたオートバイだった。 インボードフロントディスクブレーキは、自動車と同じ鋳鉄製だったが（リアブレーキはドラム式）、旧式のためか効きが悪く、なんども車に追突しそうになる。 会社の同僚に譲り渡すも、その直後、同僚は転倒して入院。 骨折した同僚は入院先の看護師と結ばれ、「縁結び」のオートバイとなったのち、廃車された。提供した私は複雑な気分に。 |
| HONDA '88 NSR80 （1995年〜1997年） | |
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TZRシリーズを売却した友人から、通勤＆サーキット練習走行のために購入。 80kgほどの車重と、12インチのコンパクトなホイールサイズに、12psを発生するHONDA単気筒エンジンを搭載。 発進から2速にシフトチェンジしただけで前輪が浮き上がり、80ccながらMAXスピード120km/hを計測する、パワフルで軽快なミニスポーツ。 「猪名川サーキット」・「中山サーキットカートコース」を堪能後（結果は散々）、別の友人に売却。エンジン不調のため廃車に。 自分の実力を思い知らされたオートバイだった。 |
| SUZUKI '92 GSXR400R （1995年〜1997年） | |
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「2ストエンジン派」だった私も、ついに「4ストエンジン」搭載のレーサーレプリカを購入することに。 4ストローク並列4気筒59psの水冷エンジン、ダブルクレードル形状（クレードルは“揺りかご”の意味）フレーム、倒立フォークにダブルディスクという、足回りもエンジンも強力なオートバイだった。 今度こそはと大切に乗っていたが、震災直後に車との接触事故で大破。青信号で発進した私の主張は聞き入れてもらえず、こちらの信号無視ということで警察に調書が送られた。 どう説明しても、3秒で複合交差点に到達できるオートバイの「加速力」を、担当の警官は信じてくれなかった。 |
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近所の通称「交通公園」にて撮影。 ヘルメットは「ノリック（阿部典史）選手」のレプリカだが、オートバイのリアカウルには、ピンクのフラミンゴ（先の事故で亡くなった、「若井伸之選手」のトレードマーク）のステッカーを貼っていた。 ――若井伸之選手、阿部典史選手のご冥福をお祈りいたします。 走行：Tamlin、撮影：まてまて君 |