教えて！エステバン

ん？　「教えて！エステバン」って何かって？
ムー人の血を受け継いだ俺は、昔から何でも調べてみないと気が済まない性質なんだ。
今回は、そんなみんなの疑問や質問をエステバンの奴に聞いてみたよ。
まあ、あまり「ラ・ムー辞典」とは関係ないんだけど…。
暇があったら読んでみてくれてもいいんじゃないかな。

よう、エステバン。
今日は、「太陽の子エステバン」について、全国100万人のみんなからおまえに質問があるんだけど、ちょっといいかな。

全国100万人のみんな？
ええっ～、そんなにたくさんのみんなが僕のことを見ていてくれたんだ。
いやあ照れるなあ。
いいよわかった。僕にわかることだったら何でも答えるから、どんどん聞いてくれよ。

あっ、そうかい。
んじゃ、まずはじめに。黄金の国ジパングに住むTamlinからの質問だ。
…えーっと、なになに。
『黄金の大コンドルの操縦桿は、アニメの中では蛇みたいな形をした「1本」の棒だったけど、オープニングでは「2本」になっているのはどうしてですか？』

え？　そうだったかな。
そ、それは…えーっと、…あ、あれだ。
1本じゃ操縦しにくいから、2本に変えたんだよ。両手で握ったほうが安心感があるだろ？
おまえが黄金の大コンドルの内装を「改造」してくれたんじゃないか。

俺が？
そんな覚えはないけど。…まあ、そういうことにしておいてやるか。
んじゃ、つぎの質問。同じく黄金の国ジパングのTamlinからの質問だ。
『第1話で、嵐の海でメンドーサに助けられた赤子のエステバンをマゼラン船長が抱いたら嵐が止んで太陽が出てきましたが、「太陽の子」だったら、最初から太陽を出していれば、嵐の中を漂流することも、父親と生き別れることもなかったのではないのですか？』

そんなこと知らないよ！
いくら僕が「太陽の子」だからって、そう簡単に太陽なんか出せるもんか。
第一、あそこでお父さんと僕が生き別れにならなかったら、物語が始まらないじゃないか。

…ん、それもそうだな。
んじゃ、つぎ。
黄金の国ジパングのTamlinからの質問だ。
…お、これはおまえじゃなくて、シアへの質問だぞ。
お～い、シア。

相変わらず、つれないなあ…。
君に質問があるんだよ。いいかい？
『シアの頭の横に付いている髪飾りは、内側が青色で外側が黄色のはずですが、第何話か忘れましたが、それがときどき逆になったり、色が抜けているときがありました。それはなぜですか？』

なんかシアが固まっちゃったぞ。
ま、いいか。
つぎの質問も黄金の国ジパングのTamlinからだ。
『シアは、ケチュア語のほかにスペイン語も話せます…』

『…が、インカ人のシアはもちろん、タオやエステバンやスペイン人のメンドーサやペドロにサンチョまで、インカ人やアステカ人やマヤ人やオルメカ人たちと言葉が通じているのはなぜですか？　いったい彼らは何語で会話しているのですか？』

英語ねえ…。（アニメには「イギリス人」はひとりも出てこなかったけど）
気を取り直して、黄金の国ジパングのTamlinからの質問。
『第15話で、黒ワシ砦に攻めてきたスペイン人たちを撃退するとき、タオの発明した炸裂弾に「サキアの火」を使いましたが、はじめ「青色」だったサキアの火が、爆弾に点火するときは「赤色」に変わって…』

おい、待てよ！
なんだよ、「教えて！エステバン」っていう割には、僕の出番がちっともないじゃないか！
それに、「全国100万人のみんな」っていうけど、さっきから聞いてれば、「黄金の国ジパングのTamlin」っていう奴ひとりじゃないか！

ちょ、ちょっと待ってよシア！
これは俺じゃなくて、Tamlinっていう奴が…。

ちくしょう。覚えてろよ。
いつか黄金の大コンドルを真っ白に塗って、「黄金の大ガチョウ」にして空を飛べなくしてやるからなっ！（泣）

タオ、ムーノ　ホコリヲ　ワスレルナ。

…モ○テンっていう、空飛ぶガチョウもいるよ。

上記の回答は、管理人Tamlinが創作したフィクションです。
事実とは一部異なりますのでご了承ください…（＾＾；