太陽の子エステバンBGM集　VOL.2 サントラ第2弾　初回特典B2版ポスター 発売年 　昭和58年（1983年） 発売元 　キングレコード株式会社 品番 　K22G−7127（LPレコード） 　K22H−4118（カセットテープ） 定価 　2200円

ジャケット拡大画像（JPEG 97.6KB）

第1面（SIDE A）

1　冒険者たち（TVサイズ）※

1分32秒

オープニングテーマのTVサイズショートバージョン。フルコーラス版と異なるところは、TV放映用にBGMが短くカットされている点と、イントロアレンジが加えられている点です。

2　ラ・ムーの光

3分33秒

「ラ・ムー」……超古代文明「ムー帝国」の王。ムー人たちの子孫で最後の生き残りであるタオは、「ラ・ムー」の知識を使った様々な発明で仲間たちを助けました。「タオのテーマ」というものは正式にありませんが、その偉大な文明の名を冠されたこの曲こそ、彼のテーマと言えるのではないでしょうか。

3　アドベンチャー

6分25秒

種類の異なる様々な曲がオムニバス形式で収められています。サウンドトラックとしてレコードに収録されているこれらの曲名はあらかじめ決められていたものではなく、TV用に作成されたBGMの中から制作者がまとめたものにタイトルが付けられたようです。

4　ジャングルの中で

4分17秒

不安を煽るような、暗めで危機的な曲が連続します。とくに「ジャングル」を意識したものではなさそうですが、それらを連想する音楽が集められているのでしょう。

5　大空への飛翔

7分03秒

BGM集VOL.1とVOL.2の中で最長の曲です。名前からも想像がつくように、主に「黄金の大コンドル」のシーンでよく用いられていたように思われます。コンドルの発見、離陸、危機、そして生還と、その曲想は一連のドラマを再現するかのように絶妙です。飛翔感あふれる映像と音楽に、観る者は魅了されました。

6　黄金のコンドル（ＴＶサイズ）※

1分59秒

挿入歌「黄金の大コンドル」のテーマ。 TV放映用に短くカットされたショートバージョンです。主題歌と同じく「パル」が歌っています。 この曲は「コンドルのテーマソング」として第32話『コンドル奪回作戦』で流されたほか、最終話のエンディングへと繋がる「コンドルの飛行シーン」で用いられました。

第2面（SIDE B）

1　さまざまな都を越えて

4分43秒

第2面のはじまりは、大コンドルの飛翔から、再びアンデスの大地に舞い戻ってフォルクローレの世界へ。3曲から構成されていますが、そのどれもがそのまま郷土音楽としても通用する非常に完成度の高い楽曲です。3曲目はおなじみの「シアのテーマ」による主題で、より清涼さが増しています。

2　故郷はいずこに

3分14秒

こちらはシンフォニックアレンジなバラード風の曲。「エステバンのテーマ」が全体の主軸になっています。後半は、主題歌「冒険者たち」のフレーズで、子守り歌のような優しいメロディが特徴です。まだ見ぬ母親を想うエステバンの哀しい心情を表しているようです。

3　神秘の都エルドラド

3分17秒

これもオムニバス風の曲で各話のつなぎの部分（物語の終わり）などで流されていた音楽が何曲か集められています。黄金郷「エルドラド」へ続く果てしない道のりでしょうか。

4　はるかな未来へ

6分33秒

幾多の試練を乗り越え、ひとまわり大きくなって戻ってきた主人公たちを、希望に満ちた３曲のエールが讃えます。少年から大人へと変貌してゆく彼らを祝福するような音楽です。

5　それぞれのユートピア（ＴＶサイズ）※

1分41秒

TVサイズ縮小のショートバージョン。第27話で使用された「太陽の子エステバン」の挿入歌です。 ――ユートピア。それは憧れ。夢を追い求める若者すべてに与えられる、永遠の理想郷。

6　遺跡を訪ねて

5分46秒

最初のトランペット部分は、「次回予告」で流れるおなじみの曲です。アコースティックな楽曲が多い中で、このトランペット部分を除く残りの2曲は、神秘的なシンセサイザーの音色が多用されています。中でも、3番目の曲はすべてがシンセサイザーによる幻想的なものですが、「ドクトル順平のなるほど！百科」以外には本編中で使用されていません。

7　いつかどこかであなたに会った（ＴＶサイズ）※

1分38秒

エンディングテーマのTVサイズショートバージョン。この曲でサウンドトラックは締めくくられます。

ジャケット拡大画像（JPEG 96.2KB）

音楽：越部信義
※　作詞：阿久悠　作曲：大野克夫　編曲：佐藤準