 太陽の子エステバンBGM集 VOL.1サントラ第１弾 初回特典B2版ポスター
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第1面（SIDE A）
| 1 冒険者たち※ | |
| 3分16秒 | |
| オープニングテーマ。 その名のとおり冒険者たち……「若者」を讃える爽やかな主題歌です。くじけず、あきらめず、振り向かず、失敗してもへこたれない、どんな困難へも立ち向かってゆく力強い若者の姿が歌われています。人生の荒波を越えてゆく全ての人間が「冒険者」であり、「若者」と言えるのでしょう。 オープニングテーマですが、BS版の最終話で「2番の歌詞」がエンディングに流されました。 |
| 2 エステバンのテーマ | |
| 2分04秒 | |
| 「太陽の子エステバン」……。その彼を象徴するかのような、陽気で明るい音楽です。スペイン風のギターのリズムがこれから始まる大冒険を暗示させています。第１話の初登場シーンで、雨の中を元気に飛び出してゆくエステバンが、まさにぴったりでした。 |
| 3 新大陸をめざして | |
| 2分25秒 | |
| 前半部と後半部に分かれ、穏やかな流れの曲調から冒険的で勇ましいリズムへと変化します。 主に、物語初めの洋上で流されていたBGMです。希望の船「エスペランサ号」のテーマと呼べるかもしれません。 |
| 4 シアのテーマ | |
| 1分57秒 | |
| ケーナの独奏で始まる、素朴で愛情に満ちた曲です。その、何処かもの哀しい笛の音は、幼くして別れた父と遠い故郷を想う、シアの清らかな祈りが込められているかのようです。 |
| 5 想いははるか | |
| 2分49秒 | |
| 前半部と後半部の異なる2曲が対になっています。オルゴール風の静かな前半部はシアの、ストリングスとピアノによるドラマティックな後半部分はエステバンの、それぞれに対する情熱的な想いが表現されているように聴こえます。特に後半部の曲は、エステバンがビラコチャ……タオに奪われたシアを助けるために、独り荒波を泳いでゆくシーンで効果的に使われました。 |
| 6 おかしな島 | |
| 2分19秒 | |
| ひょうきんな曲です。タオの島……「ガラパゴス島」で様々な「怪物」に出くわしたペドロとサンチョのユーモラスな光景が目に映ります。 |
| 7 不安な夜 | |
| 3分46秒 | |
| これも、2つの曲が1つにまとめられたものです。遺跡の仕掛けや、その謎を解き明かしたりする時、タオの島や砦、その他色々なシーンで使われていました。前半は不気味で、いかにも「不安な夜」という感じですが、後半部はそれとはまた違った趣で、必ずしもタイトルどうりのイメージであるとは限りません。 |
| 8 大冒険 | |
| 3分33秒 | |
| 変化に富んだ曲で、厳密に区別すると3つの主題に分かれます。 日の出を連想させる静かな幕開けが突如コミカルな曲に変わり、やがてティンパニの響きとともに緊迫した終局を迎えます。最後のBGMは、大竜巻やその他、「危機シーン」に多用されていました。 |
第2面（SIDE B）
| 1 ムーの巨船出航 | |
| 3分58秒 | |
| 太陽の船「ラ＝ムー号」のテーマ。黄金の光を帆に受けて、遥かな大陸へいざ出航せんとする勇壮な音楽です。しかし「ラ＝ムー号」自体が短命だったため、テーマ曲としてこのBGMが使われたのは、ほんのわずかでした。ラ＝ムー号以外では、黄金の大コンドルの飛行シーンなどで用いられています。 |
| 2 大草原の旅 | |
| 3分11秒 | |
| 弦楽器と金管楽器、ケーナが絡み合う、叙情豊かな曲です。果てない草原を歩き、雄大なアンデスを越えると、そこに雲の都「マチュ・ピチュ」が姿を現します。 |
| 3 おかしな仲間 | |
| 1分54秒 | |
| 「おかしな島」と共通するユーモラスな雰囲気を持つ楽しい曲。ガラパゴス島でのペドロとサンチョの2人や、エステバンたちと「マチュ・ピチュ」の子供たちとの交流シーンなどで流れました。 |
| 4 静かな海 | |
| 2分01秒 | |
| 静かで切なく、美しい調べの曲。満天の星空の下、愛するエステバンの傍らで「遣いの星」を見つけたシアは、みんなの幸せのために天上の星々に祈ります。 |
| 5 アマゾンの密林 | |
| 2分07秒 | |
| 「シアのテーマ」を主題にした曲です。メインの旋律は高音部と低音部の2つのパートに分かれた複数のケーナで演奏され、曲の中間部にフルートのようなシンセサイザーアレンジが加わっています。この中間部分は、主人公エステバンの背後から太陽が現れるシーンによく用いられていました。「アマゾンの密林」というより、むしろ、「アンデス」の澄み切った空を連想させます。実際、アマゾンの場面で、このBGMが使われることはありませんでした。 |
| 6 不思議な夢 | |
| 3分27秒 | |
| なにかの前兆のような不気味な静けさで始まります。曲のラストで静寂が破れ、「大冒険」の最後で用いられたメロディが復活します。 |
| 7 せまりくる危機 | |
| 3分10秒 | |
| 「不思議な夢」の延長のような曲です。ピサロやゴメスといった、悪役たちの陰謀めいた雰囲気が一転して危機感迫る曲に変化し、緊迫感が増しつつ一気に最高潮を迎えます。 |
| 8 黄金都市をめざして | |
| 2分38秒 | |
| 勇ましいトランペットによる独奏で冒険の幕が開けます。このフレーズは「エステバンのテーマ」ほか「アマゾンの密林」でも用いられ、主人公エステバンに幾度となく使われるものですが、「太陽」を象徴する彼のテーマとも言えるでしょう。 |
| 9 いつかどこかであなたに会った※ | |
| 3分37秒 | |
| エンディングテーマ。 「いつかどこかであなたに会った」という、思わせぶりな謎めいた言葉で始まる歌です。 エンディングアニメーションでは、どこからか脱出するエステバンたちの姿が描かれ、その途中、なにかに反応するように、歌詞にシンクロして振り向くシアが不思議な既視感を与えていました。 その後、3人はカモメになり、海の向こうに小さく消えてゆきます。 |
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音楽：越部信義
※ 作詞：阿久悠 作曲：大野克夫 編曲：佐藤準
